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manページ  — CHROOT

名称

chroot – 指定したディレクトリをルートディレクトリとみなして、コマンドを実行する

内容

書式


chroot [-u user] [-g group] [-G group,group,...] newroot [command]

解説

chroot ユーティリティは、カレントディレクトリとルートディレクトリを newroot に変更して command を実行 (exec) します。 command が指定されなかった場合は、ユーザのシェルのコピーが用いられます。

-u, -g, -G オプションのいずれかが指定された場合、 chroot(8) が行われた後、ユーザ・グループ・プロセスのグループリストが これらの値に設定されます。

環境変数

以下の環境変数が chroot から参照されます:
SHELL もしこの変数がセットされていれば、実行 (exec) するシェルの名前として SHELL で指定された文字列が用いられます。 もし SHELL がセットされていない場合は /bin/sh が用いられます。

関連項目

chdir(2), chroot(2), setgid(2), setgroups(2), setuid(2), getgrnam(3), environ(7), jail(8)

歴史

chroot ユーティリティは BSD 4.4 から登場しました。

CHROOT (8) June 7, 2003

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What will happen when the 32-bit Unix date goes negative in mid-January 2038 does not bear thinking about.
— Henry Spencer