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rmuser ユーティリティは、 ユーザ id が 0 であるユーザ (典型的には root です) の削除は拒否します。 この仕様は、ある動作 (つまり、ユーザの全プロセスを殺したり ユーザのホームディレクトリを削除すること) が実行システムにダメージを 与えうることを考慮しています。 UID が 0 であるユーザを削除することが必要な場合は、 vipw(8) を参照し、パスワードファイルを直接編集する方法を調べてください。
rmuser の動作中、現在なにをやっているかをユーザに知らせます。 エラーが発生すると、標準エラー出力にそれを表示し、 rmuser が動作継続可能であれば動作を継続します。
以下のオプションが利用可能です。
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rmuser ユーティリティは、削除対象のユーザリストを file から得ます。 このファイルは 1 行に 1 ユーザを含みます。 ハッシュ記号 (‘#’) を含むこれ以降はコメントとみなされ、処理されません。 ファイルの所有者が UID 0 のユーザ以外の場合か、 所有者以外から書き込み可能である場合、 rmuser は継続を拒否します。 | |
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すべての問い合わせに暗黙的に
"yes"
と答えます。
現在のところ、指定したユーザを削除するかどうかの確認と、
ホームディレクトリを削除するかどうかの確認が含まれます。
本オプションを使うには、
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冗長モードを有効にします。 通常は、削除されたユーザごとに 1 行が出力に含まれます。 このオプション付きの場合、 rmuser は処理進捗に関しておしゃべりになります。 | |
username | |
消去するユーザを指定します。 指定されていなければ、 rmuser は、対話的に消去するユーザを尋ねます。 | |
/etc/master.passwd
/etc/passwd /etc/group /etc/spwd.db /etc/pwd.db | |
rmuser ユーティリティは YP/NIS については何も知りませんので、 ローカルパスワードファイルに対してのみ動作します。
RMUSER (8) | May 10, 2002 |
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